軽貨物の長距離便
軽貨物に従事している方は、長距離便に興味がある方が多いです。
ですが軽貨物での長距離便の定期はほぼありません。
需要が発生するパターンは緊急便がほとんどです。
依頼主からしたらほぼ間違いなく赤字になる経費なのです。
積める量が少ない車両で距離を走るなんてとても効率が悪いからです。
赤字になっても仕方がないから頼むしかない状況が産まれないと、軽貨物での長距離は依頼が来ないのです。
運賃にしても
東京→大阪 約600キロとして
往復の燃料費1200キロ分でリッター10として120リットル、燃料費は約13000円
運賃は600キロですと平均額は65000円ほどでしょうから燃料費を引くと52000円
で、受注のタイミングにもよりますがほぼ2日間所要することになります。
なので48時間で割ると時給は1100円弱となります。
これのとらえ方は人それぞれだと思いますが、車への負担や体への負担を鑑みると
良い運賃とは言えないと思います。帰りは下道で帰ることを選択するとも思いますし。
知人で鳥栖市まで19万で受けた方がいますが、その方次の日には関東に帰ってきてました。
もちろん帰りの高速代は経費として自腹です。
私はそのくらいの対応力が無いと長距離の緊急便は旨味が薄いと思います。